20121114

 人には皆、同じだけのプライベートゾーンがあると思う。

心の核、層の三段階目くらいまでは、誰でも必ず鍵が掛かっていると思う。

本心を人に語らないような人は、鍵を掛けている位置が浅い訳では無いのだと思う。

そう、心自体の全体スペースがせまくて、結果、皆と同じ位置に鍵を掛けているにも関わらず、はみ出した少しの部分しか自分を出せない。

でも逆に考えると、心の層、それ自体が浅いということは、心の構造は単純なのであって、考え方は単純なのであって、心は単純な層でしかできていないのだ。

一方、プライベートゾーンが広い、と言われるような人、プライベートな自分までもを人にさらけ出せるような人は、心の層が深いのだと思う。

鍵を掛けている位置は、心の層が浅い人と同じなのだ。

だけれど元々の層が多いので、他人からしてみるとプライベート過ぎるようなことでも、それは鍵の外に飛び出してしまうわけで、

でもその分、鍵を掛けた奥には、もっともっと深い心の層が存在していて、それは外からは見ることもできないんだ。

ここで双方に齟齬が発生する。

自分のプライベートを明かさないような人のほうが、実は心の構造は単純なわけであって、考え方も単純なわけであって、

そして、自分のプライベートを平気で明かしてしまうような人のほうが、実は心の構造は複雑なわけであって、考え方も複雑なわけである、と。